20210731_Sセメスターまとめ
◯新歓期開催分
- 4月9日:「民主主義の過去・現在・未来」
- 4月16日:「政治・経済を学ぶための世界史」
- 4月23日:「『地方創生』を分析する」
- 4月28日:「パンデミックをどう見るか――世界の言説から:2020-2021」
◯定例会開催分
・5月29日:グラムシ思想の導入
→千野貴裕「グラムシアン・モーメント――グラムシにおけるヘゲモニーと市民社会を再考する」(『思想』2021年5月号)を輪読しながら、「ヘゲモニー」と「市民社会」という二つの重要概念について学習・討論しました。グラムシは現代左派理論を学ぶのであれば避けては通れない思想家ですが、体系的な著作に乏しいこともあって、なかなか掴み難い思想家でもあります。そこで、名前も聞いたことがないというような初学者に向けた内容としました。
・6月16日:シュミット『現代議会主義の精神史的状況』③
→3月の会に続き、シュミット『現代議会主義の精神史的状況』の第3章「マルクス主義の思考における独裁」を学習しました。
・7月14日:「新しい歴史教科書」をめぐる諸問題
→『新しい歴史教科書』をめぐる文脈を整理した上で、内容を批判的に検討しました。
・7月28日:国鉄労働運動略史①
→戦後日本の労働運動において中心的な役割を果たした国鉄の労働運動について、「三大ミステリー」から「マル生粉砕」までの約30年間の歴史を学びました。日本における戦後期の社会主義文献を読む上で必須の前提を身につけることを目的としました。
※定例会以外にも、非公式の学習会(有志参加)や親睦会(飲み会)を頻繁に開催しました。
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